人類とのかかわり

食材、食品加工、薬品人間は古くからキノコを食品として利用してきた。

現在ではシイタケ、エリンギのように大々的に栽培され、身近なものになっているものもあれば、トリュフ、マツタケなどのように栽培が難しく、高級食材として扱われているものもある。

酵母はブドウ糖、ショ糖をエタノールに発酵する。

この能力はビール、ワインなどの醸造に用いられている。

また、カビや酵母はチーズを作るために重要な役割を果している。

日本酒、焼酎、醤油、味噌など、日本古来の発酵食品では、コウジカビを穀物に培養し、繁殖させた麹を用いて醸造を行う。

そのほか、貴腐ワインの生産には果実につくハイイロカビが必要であるとか、食材を冷暗所に保管し、表面にカビを生やせて熟成させるなど、カビが関わる食品は様々である。

菌類には様々な有機化合物を生産するものがいる。

例えば、アオカビの一種は抗生物質のペニシリンを生産する。

ベニテングタケは猛毒のアルカロイドを含んでいる。

マジックマッシュルームのように動物の中枢神経に作用し、幻覚症状を引き起こす成分を含んでいる菌類もある。
update:2010年07月29日